相続人が新潟県外にいるケース
ご相談時の状況
お兄様が亡くなり、東京都にお住まいの弟さんから相続税申告の相談をいただきました。
お兄様は長岡市内に一人暮らしをしておられました。奥様は亡くなられており、お子さんはいらっしゃいませんでした。ご両親もなくなっているため、相続人は兄弟姉妹である、お姉さんと弟さんになります。
ちなみに相続税申告の提出先は亡くなった方が住んでいた所轄税務署になります。
初回の面談は弟様から当センターの事務所に来ていただき、大まかな財産内容の確認とお兄様やご家族の状況を聞かせていただきました。面談時に「あまり新潟の方には来れないので、出来る限り資料の収集等もお願いしたい」とのご要望でした。
財産と相続人について
相続財産:7,000万(現預金5,000万、保険金1,000万、自宅不動産)
相続人:姉、弟
新潟・長岡相続税サポートセンターのサポート内容
相続税申告のお見積りを郵送でお渡しし、「それでお願いしたい」とのご回答をいただき、契約書を交わしました。
印鑑証明などは代理では取れないので、そういった資料はご本人様にお願いしました。
それ以外の資料は、金融機関や保険会社によっては代理で取れない資料もありましたが、当センターの方で資料取得に必要な書類を各会社に聞き、お姉さんや弟さんと郵送でやりとりを行い、資料を取得しました。
申告完了までに弟さんと直接お会いしたのは、初回の面談時と納品時の2回のみでした。
納品時に「申告のためにもっと長岡に来ないと行けないと思っていたが、資料の取得から申告までやってくれたので、とても助かった」と言っていただきました。
近年、核家族化が進んでいる中で相続人が近くにいないというご家庭も多く存在します。専門家に依頼することで余計な手間が省ける場合もありますので、まずは当センターへご相談ください。